adc map mri

mriのadc mapについて

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mri(磁気共鳴画像)は、医療の分野で広く用いられている画像診断法です。
adc(apparent diffusion coefficientの略称)mapは拡散係数画像と訳され、磁気共鳴画像法で用いられる撮影技術の1つです。
具体的には組織内の液体の広がりやすさに濃淡をつけた拡散強調画像を定量化したものです。
組織での液体の広がりやすさは、細胞内と細胞間の組織液の量・液体の粘りと細胞の混み具合によって決まります。
そして細胞間の隙間が十分にあり組織液の粘りが弱く細胞が混み合っていない場合は、液体が周囲に広がりやすく拡散係数の値は高くなります。
逆に細胞内に多くの水が貯まり細胞間の隙間が狭くなって組織液の粘りが強く細胞が詰まっている場合には、液体が広がりにくく拡散係数の値は低くなります。

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adc map(拡散係数画像)は、中枢神経の病気の検査でよく用いられます。
急性の脳梗塞や脳の感染症では脳浮腫がおこるため組織液が広がりにくく拡散係数は低くなり、慢性の脳梗塞では組織が壊れるため組織液が広がりやすくなって拡散係数は高くなります。
脳腫瘍の診断では、腫瘍の種類や分化度・悪性度にょって異なった拡散係数を示すため鑑別診断に役立ちます。
拡散係数画像は、頚部のリンパ腫や唾液腺腫瘍・乳がん・肝がん・前立腺がんでも、?胞などの良性疾患との鑑別やがんの浸潤の度合いを調べるために使われています。
拡散係数画像はまた、原発性および転移性の脳腫瘍・肝がんや乳がん・大腸がんや直腸がんに対しておこなう放射線治療や化学療法の効果を予測したり判定するためにも用いられます。

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